1・カワイ株の優れた効果  

3 ガンの治療予防

 ガン患者は年々増加し続け近年ガン死亡者は年間30万人に上っている。
他の項で説明したようにガンはどんな臓器にも発生し得て、かつ症状も異なり難しい病気である。私はガンで一番問題なのは転移であると考えている。

 さて右頁(下)の写真と図15表1でガンの治療にいかにカワイ株死菌体粉末が有効であるかを示す。

 マウスにエールリッヒ腹水癌(ヒトのガン)を移植する。写真のようにお腹はガン細胞が増殖し膨れ上がり毛も異状に変色してくる。

 この腹水癌マウスにカワイ株を、経口投与をし続けると写真のように、腹水癌がきれいに治癒し正常に戻っている。このようにカワイ株はガンに著しい抗癌効果のあることが判った。

 次にマウスにMM46乳癌(ヒトの癌)を移植し、普通食とカワイ株を与えた食事とを比較した所30日後には、カワイ株を与えたマウスでは乳癌の大きさは半分に減少していた。カワイ株は腹水癌と同様に乳癌にも著しい抗癌効果のあることが判った。

 次にマウスにエールリッヒ腹水癌を移植して、種々のエンテロコッカス菌の死菌体粉末の抗癌作用を延命率で示した。


〈延命率の計算〉 延命率(%)=投与群の生存日数-対象群の生存日数/対象群の生存日数×100 ※対象群(カワイ株を投与しないマウス)


 ガン細胞移植後、全マウスとも23日目で死亡したのに対してカワイ株投与群では長いマウスでは104日と延命効果を示した。

 カワイ株の延命効果は140%と、もの凄い延命効果があり他のエンテロコッカスでは30%以下であり、いかにカワイ株がガン患者に対して効果があるかを示している。

 この延命効果をヒトで言えば余命3カ月と言われた人が少なくとも3年延命しさらに生き延びている事を意味する。

 最近のガン患者でのテストで余命3ヶ月或は余命3日と言われた人が、見事にカワイ株によりガンを治癒し元気になった例が多数報告されている。


エールリッヒ腹水癌に対するカワイ死菌体粉末の抗癌作用
マウス写真 図15
上:正常値 下:カワイ株投与マウス
図15・カワイ株の抗ガン作用

腸内細菌由来エンテロコッカス死菌体粉末の
エールリッヒ腹水癌に対する抗癌作用
表1

エールリッヒ腹水癌5×105/マウスを腹腔に移植。
エンテロコッカス死菌体粉末0.5mg/マウスを腹腔に投与。
マウスはICR雄6週齢を使用。


延命率(%)=(投与群の生存日数−対象群の日数)/対象群の生存日数×100


* 生存日数:対象群
  23.0± 0.0(5匹)
投与群
  55.3±32.7(5匹)



 

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